all on 4で人生を快適に!総入れ歯で悩みのある人におすすめの手術などについてわかりやすく解説

all on 4は、概ね4本程度の人工歯根を埋設し、最大12本の人工歯を装着して咀嚼能力を回復させるという治療法です。 同様の目的でインプラント治療がありますが、1本ごとに人工歯根を埋設し骨との一体化するまで待機する時間も必要です。これに引き換えall on 4は、人工歯根を埋設する本数が少なくなり身体への負担も費用面でも節約することが可能です。治療後は自分の歯で咀嚼するのと遜色のない快適な食生活をとりもどすことができます。

all on 4で総入れ歯をインプラント化

総入れ歯の課題が、食物に対する噛む力をバランスよく伝えにくいため、外れてしまうことがあります。特に前歯で噛み切るのが難しくなりがちなので、食事での苦労が増えることでしょう。そんな課題を解決したのが、all on 4です。4本のインプラントを用いて総入れ歯にするもので、従来のインプラント治療よりも身体への負担と費用を軽減できます。all on 4は前歯から奥歯まで一体型の人口歯を使用するため、歯の大部分を失った方ほどメリットを感じられます。all on 4は、上顎と下顎のそれぞれに4本のインプラントを埋入しますが、上下合わせて8本のみなので1日で仮歯を装着できるのがメリットです。加えて一般的なインプラントでは顎の骨の厚みや量が足りない場合は施術できない場合にも対応できる可能性があります。all on 4は残っている歯がほとんどない、歯周病で歯がぼろぼろになっている方にとってメリットの大きい治療方法として注目を集めています。

all on 4で総入れ歯の悩みは解決できる!

従来、歯を失った方が受けられる治療法は総入れ歯しかありませんでしたが、近年はall on 4(オールオン4)という選択肢も生まれています。これは、顎の骨に4本のインプラント(人工歯根)を埋め込み、片顎すべての人工歯を支えるインプラント治療を指します。 総入れ歯は医療保険の適用対象なので治療費が安く抑えられるという魅力はありますが、天然の歯と比べて噛む力が2~3割ほどしかありません。しかし、all on 4は顎の骨に埋め込んだインプラントが人工歯をしっかりと固定するため、天然の歯と同等の噛み心地を得ることが可能で、噛む力が弱いという悩みを抱える心配がありません。また、総入れ歯は歯茎に密着させることで固定するため口腔内の違和感が強く、慣れるまでは発音しにくくなるという問題があります。一方で、all on 4は歯茎を覆うわけではないので違和感が少なく、発音にもほとんど影響を及ぼしません。 さらに、総入れ歯は咀嚼する際の力が顎の骨に伝わりにくいため、使用期間が長くなると顎の骨が徐々に痩せていくという現象が起こります。この現象が起こると口周りの筋肉も弛緩して老けて見える原因となりますが、all on 4は噛んだときの刺激が顎の骨にしっかりと伝達するため、顎の骨が痩せる心配はほとんどありません。

骨に直接埋め込むall on 4なら外れる心配がない!

総入れ歯の課題となっているのが、不意な瞬間に外れてしまうことです。食事中や会話中、ふとした瞬間に外れてしまわないように市販の安定剤を使用している方が多くなっています。最近では総入れ歯の外れを予防するため、all on 4を利用する方が増えています。インプラント技術の最新版であるall on 4は、上下の顎の骨にそれぞれに4本ずつのインプラントを埋入させて仮歯を装着するため安定性が高く、食事や会話を始めとする日常生活における負担や手間を軽減できます。特に総入れ歯が外れてしまうという悩みを抱えている方にとって魅力的な解決策といえるでしょう。一度装着すれば外れる心配がないall on 4は、ほとんどの歯を失ってしまった方に魅力的です。また顎の骨の量や厚みなどがない方であっても、利用できる可能性があります。施術から仮歯装着までたった1日というのも魅力になっており、総入れ歯が外れてしまうことで悩んでいる方は、all on 4を検討してみると良いでしょう。

しっかりと咀嚼できるからall on 4後は食事も美味しくなる!

失われた歯を補う治療のひとつの入歯がありますが、どんなに精度が高かったとしても、入れ歯安定剤を使用したとしても、一定の力が加わるとずれてしまうリスクがあります。また、隙間に食べ物が入り込むと歯茎に負荷がかかってしまったり、思うように噛めないことがあります。これが気になりだすと食事に集中できなくなるばかりか、美味しさも半減してしまいます。その一方でall on 4なら、義歯をインプラントでしっかりと固定できることからずれることは皆無なのに加えて、強い力でしっかりと咀嚼できるから食事が美味しくなると評判です。all on 4を使用して咀嚼ができれば唾液と混合されることで旨味成分が引き出されるほか、消化が良くなって栄養素の吸収率を高めたり快適なお通じも期待できます。all on 4を導入することで歯の周辺だけではなく、身体全体の健康にも大きく寄与します。他の治療方法でもうひとつ効果を実感できなかった方でも、all on 4を導入することで美味しく楽しく過ごす方が増えています。

all on 4は骨の厚みがない人でも治療可能

インプラントの場合は顎の骨に金属製のパーツを埋め込んで固定させるため一定以上の骨量が必要になり、不足している場合には組織の一部を採取して培養する手法が行われますが、体質や骨量によってはそれが不可能で治療を断念せざるを得ないケースもあります。
その一方でall on 4は骨量が少なく骨の厚みがない人でも治療可能で、従来型のインプラントを諦めていた方に新たな選択肢を与えました。
インプラントではそれぞれの義歯に対して個別に金属製のパーツを埋め込みましたが、all on 4では本数が少なくて済むだけではなく、複数の金属で全体を支えられることから浅い位置に埋め込んでも十分な強度を保つことができます。
さらに金属と義歯で負荷が分散されることで強く噛めるようになり、食事も美味しく頂けるようになります。
失われた歯根を補う新たな治療法として誕生したall on 4なら、対応できる患者さんの症例も多く、噛む機能を回復させて健やかに過ごす方が増えています。

歯茎に違和感がなく発音がしやすいall on 4なら会話も楽しくなる!

新たな入れ歯の形として好評を得ているall on 4の魅力に関しては、総入れ歯とは違って全ての歯を抜く必要が全くなく、使用するインプラントも4つだけで良いのでリーズナブルに治療することが可能な点になります。
また、上下にバランス良くインプラントを取り付けていくため、違和感を全く感じることがなくて歯茎の感覚まで残るところが素晴らしいとされています。
それと、インプラントを装着しているとどうしても普通の感覚とは違ってしまい、発音する時に言いにくさを感じて変な聞こえ方になってしまうことがたまにあるのですが、all on 4ならそういった心配を一切しなくて済むところも魅力になっています。
all on 4はより自然体で無理のない歯の治療ができる確固たる地位を築いているので、発音の不安定さを取り除いて見た目の美しさも重要視していきたいと考えているなら、最も優れた治療方法の一つとしておすすめできることは言うまでもありません。

all on 4で若々しい口元を維持

all on 4は総入れ歯と比べて噛む力が強いなど様々なメリットがありますが、審美性が優れるのもメリットのひとつです。
総入れ歯は、咀嚼時の刺激が顎の骨に伝わりにくいため、使用期間が長くなると顎の骨が痩せていく骨吸収(こつきゅうしゅう)と呼ばれる現象が起こる可能性があります。
この現象が起こると、総入れ歯が合わなくなる恐れがあるとともに、口元の筋肉も衰えていくため老けて見える原因になります。
しかし、all on 4ではインプラント(人工歯根)が人工歯をしっかりと固定してくれるため、天然の歯と同等の噛み心地が得られるとともに、噛んだ際の力が顎に直接伝わります。
骨吸収を予防することができるため、使用期間が長期にわたっても口元の若々しさを維持することができるでしょう。
また、下顎には太い神経が通っているため、骨吸収が進行すると神経が圧迫されて痛みにつながることもありますが、この現象もall on 4であれば回避することが可能です。

固定式のall on 4はメンテナンスが楽

all on 4は4本のインプラントによって上下の歯列を支える治療法であり、従来の義歯に比べて快適性や機能性が高いとされています。
一般的に固定式のall on 4は入れ歯と比較してメンテナンスが簡単であると考えられています。
入れ歯は口の中に入れることで歯肉や口腔内の粘膜に刺激を与えるため、定期的なメンテナンスが必要です。
また入れ歯は食べ物のかすやバクテリアが入り込むことがあり、口臭や口内環境の悪化につながることもあります。
一方インプラントがしっかりと骨に固定されているため、義歯としての機能がよく、口の中に違和感を感じにくいとされています。
インプラントには歯肉が密着しており、入れ歯に比べて食べ物のかすやバクテリアが入り込むことが少なく、口内環境の悪化のリスクも低くなります。
ただしall on 4も定期的なお手入れが必要です。
例えば歯磨きが不十分だと歯周病のリスクが高まるため、歯磨きや歯科医院での定期的なクリーニングが重要です。
人工歯は自然歯と同様に虫歯や磨耗などのトラブルが起こることがあり、それらのトラブルを早期に発見し、適切な治療を行うことも重要です。

all on 4で入れ歯特有の口臭に悩まされない!

弾力の強いイカ・タコやなかなか噛み切れない繊維質の野菜やとにかく硬くて丈夫なお煎餅など食べられないものが多くて日々の食事が楽しくない、フィット感が失われたり固定している部分に痛みが生じたりトラブルが絶えない、滑舌が悪くなり会話の邪魔になるなど、入れ歯をしていると様々な悩み事・困り事と隣り合わせです。
口臭が発生するというのもいれば特有の問題の一つです。
洗浄やオーラルケアを頑張っているのに吐息が臭うと指摘され、ショックを受けている方は多いのではないでしょうか。
そんな方にオススメなのがall on 4です。
all on 4はインプラント治療の一種で、全部の歯を4本の人工歯根で固定するというのが特徴です。
一本一本人工歯根を埋め込む一般的なインプラント治療に比べて負担が少なく、治療時間も短くてトータルでかかる費用も安いというメリットがあります。
安定感抜群で入れ歯が外れる不安が解消されますし、洗浄も不要になり手間が軽減され口臭の悩みも解消できます。

クリニックでall on 4の治療を受けるときの流れ

all on 4は、歯科治療の1つで、4つのインプラントを使用して全口の入れ歯を支える方法です。
ここでは、クリニックでall on 4の施術を受ける際の流れを説明します。
クリニックに予約を入れて初診を受けます。
初診では歯科医師が口の中を調べ、アゴの骨の状態を確認します。
もしその骨が薄くなっている場合は骨の移植を行う必要があるかもしれません。
その形状や歯並びなど、施術のための詳細な検査が行われます。
次に治療計画が立てられますが歯科医師と相談しながら治療期間や費用、治療の内容などを決定します。
計画が決定したら、治療の予約を入れます。
当日まずは麻酔を注射して、アゴの痛みを和らげます。
その後あごに4つのインプラントを埋め込みます。
インプラントを埋め込むときには、精密な手技が必要です。
施術中は歯科医師が専用の器具を使用して、アゴに穴を開けたりインプラントを正確な位置に埋め込んだりします。
インプラントが埋め込まれたらすぐに仮歯を装着します。
仮歯は本来の入れ歯と同じように機能しますが、食べ物を食べる際には注意が必要です。
仮歯は本来の入れ歯が作られるまでの一時的なものです。

クリニックのall on 4に必要な費用の相場

歯の治療では保険適用で安くできるものも多くありますが、より快適で質の良い治療を希望するなら自由診療にも注目してみましょう。
入れ歯の不快感で悩む人は少なくありませんが、all on 4なら少ない本数のインプラントで義歯をしっかり支えることができます。
all on 4を導入するクリニックも増えていますが、実際に治療をするとなるとどれぐらいの費用が発生するのかも気になるところです。
まず、選ぶクリニックや症例によっても違いはありますが片顎あたり200万円~400万円程度は必要といわれています。
高額な費用のようにも感じますが、それでも一般的なインプラントなら片顎あたり12本程度埋め込むことになるので、かなり高額になります。
そう考えるとall on 4は、かなり安く治療をできるともいえます。
同じような治療でもクリニックごとに値段は変わってきます。
まずは、無料相談などを利用し複数のクリニックで金額を確認し、比較してみましょう。
比較することで、相場もわかりやすくなりますし提示された金額が適正であるかどうかもわかります。

痛みを感じないall on 4の手術

虫歯などの影響でほとんどの歯がボロボロになってしまっている場合、自力で食べ物を噛むことができなくなってしまうので何かと不便を感じることが多いでしょう。
それを解消するためには高いお金を出して総入れ歯治療を受けるしか方法はないとされてきましたが、近年インプラントの治療技術が非常に高まってきたこともあり、ほとんど痛みや違和感を感じることなく快適に手術を受けることが可能なall on 4が新たに誕生するようになりました。
all on 4は通常の総入れ歯治療とはかなり異なっており、基本的には上質なインプラントを4本ずつ使用して仕上げる方法になります。
そのため、大規模な手術をしなくても自然で違和感のない口元を実現させることが可能となり、固いものであっても違和感なく噛める質の高い人口歯を手にすることができるようになるのでぜひ選択してみてください。
手術時間に関しても長くても3時間程度で済むので、スピーディーに治療したいと望む方に非常に適しています。

入院の必要がないall on 4の手術は日帰り可能

all on 4手術が日帰りで行われる場合、手術後には患者さんは同日中に自宅に帰ることができます。
ただし手術後の経過によっては、翌日に再診を受ける必要がある場合もあります。
また、手術後には痛みや腫れがあることが一般的ですが、適切な鎮痛剤や氷を使用することで症状を和らげることができます。
術後の経過については患者さんが適切なケアを行うことが重要です。
歯磨きなどの口腔衛生には特に注意が必要であり、医師からの指示に従って適切なケアを行うことが大切です。
定期的な再診も必要であり、手術後の経過を見ながら治療を進めることが重要です。
all on 4術後には、食事にも注意が必要です。
直後は口内の麻酔が切れる前には何も食べないようにし切れた後も飲み物や柔らかい食べ物に限定し、歯を使わないようにします。
数日間は熱い飲み物や食べ物、アルコール、タバコを避け栄養バランスの良い柔らかい食事を心がけます。
最終的には前に医師との相談を行い、手術のリスクや必要なケアについて確認することが重要です。
all on 4手術は入院が必要な状況が比較的少ない手術ですが、患者さんが手術後に適切なケアを行うことが成功につながると言えます。

all on 4は生涯使い続けることも可能

all on 4は、通常のインプラントと同様に半永久的に使い続けられるものではありません。
all on 4の寿命は口腔内の衛生状態や日々のケア、噛み合わせの状態など様々な要因に左右されますが、治療後10年目の残存率は90%以上を誇ります。
20年目の残存率も86%ほどとなっているので、基本的には長期的に使い続けることが可能です。
場合によっては一生涯にわたって使い続けられる可能性もありますが、日々のセルフケアや歯科医院での定期的なメンテナンスを怠ると、10年以内に寿命を迎えてしまうこともあるので注意が必要です。
all on 4で使われる人工歯は虫歯の心配はありませんが、歯周病に似たインプラント周囲炎と呼ばれる細菌感染が起こるリスクがあります。
インプラント歯周炎が悪化すると、顎の骨に埋め込んだインプラントが抜け落ちてしまうことがあります。
all on 4にかかる治療費は通常のインプラント治療と比べると安くなるのが一般的ですが、決して安いものではないので、日々のセルフケアや歯科医院でのメンテナンスを怠らないことが大切です。

all on 4に関する情報サイト
all on 4について詳しく解説します

このサイトでは虫歯や歯周病などが原因で自然歯を失い咀嚼能力が減退した方を想定して、all on 4で快適な日常生活を取り戻したい方にむけて活用できる基礎知識を御紹介しています。インプラントで咀嚼能力を回復させる意向をもっていたものの、ドクターから拒否された方でも大丈夫、治療の余地は残されています。上あごなどのように骨が薄い箇所についてもケアできるのがインプラントにないメリットです。人工歯根も4本程度ですみます。

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